どうも、ニートです。
ものすごいニートです。
どれぐらいすごいニートかというと、大学卒業して、社会人の「しゃ」の字あたりでニートになりました。
特にやりたいと思ってた仕事じゃなかったのがまずかったのかなあと思います。
あと、人間関係。
別にそんなえぐくなかった。
でも、親しくできる人がいなかった。
新しいとこでのぼっちって、あんなにキツイものだったんですね。
それでいろいろ鉛みたいなのが腹の底にたまってって、どうにもならなくなったので会社やめました。
再就職先は見つかってません。
それで、ニートになりました。
小島浩之。二十歳越え。
やりたいこともない、底辺ニートです。
なんかどうでもいいやーって、手首切ったら痛かったです。ええ、それはもうすごく。
死にたいなあ。
生きてたくないなあ。
ここから飛び降りたら死ねるかなあ。
今から何も食べなかったら死ねるんじゃないかなあ。
何回かそう思ったんですけど、結局、次の日になったらお腹は空くし、飛び降りたら痛いかなとか思ったりで。
うん、まだ生きてます。
なんで生きてるんだろう。
死にたいなあ。
そう思って生きてます。ニートです。
部屋の外で、母さんが俺の名前を呼んでいます。
呼んでいるのは聞こえるんですが、この前手首を切って非常に気まずい思いをしたので、あまり顔をあわせたくありません。
母さんは、俺が手首を切って入院したとき、「手首を切る勇気があるなら他のこともできると思うんだけどねえ」とため息一つで済ませるような人ですが、なんだか俺としては、すごく申し訳ない気持ちになってしまい、ニートって罪深いなあ死にたいと思うようになってしまいました。
あ、ちなみに、父さんはいません。
数年前に、愛人作ってそっちの人と暮らしてます。
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